Pubblicato da: tiemme78 su: 28/10/2011
【タイトル】Il Nome della Rosa 【著者】Umberto Eco 【出版社】Bompiani 【ページ数】533 【日本語版】薔薇の名前 河島英昭 東京創元社 ウンベルト・エーコ著「薔薇の名前」のイタリア語オリジナルIl nome della rosaを9月に読み終えました。去年の9月に読み始めたのでちょうど1年かかりました。今回は音読も全ページやりました。 とても難しかったです。この作品に限っては二度目を読む気にはならないと思うので、もう読了本として挙げておきます。 物語は、フランチェスコ会派の修道士グリエルモが、当時対立していた皇帝派と教皇派の会談が行われるベネディクト派の修道院を皇帝派使節団の一人として訪れるところから始まります。グリエルモの到着する直前、院内で若い修道士の遺体が発見され、修道院長の依頼により彼はこの事件の捜査をはじめます。数日後には皇帝派、教皇派それぞれの使節団が到着し、両派による和解交渉が行われる予定の修道院。修道院長は早期解決を求めますが、次から次へと殺人事件が起こります。 グリエルモはこの連続殺人事件がヨハネの黙示録になぞられていると推理するのですが、 (ネタバレしますが) 実際には単なる偶然でしかなかったとわかった時には思いっきり脱力しました。 フランチェスコ会の清貧思想と教皇派の対立の部分や、キリスト教の教義を扱った部分ははっきり言ってお手上げでした。「薔薇の名前」は、知識欲をくすぐる作品だとよく言われますが、私の歴史の知識が乏しいので、そういった満足感はありませんでした。 最初は字面を追うだけで精一杯だったのが、読み進めるうちに行間に込められた意味まで感じることができたのが、この1年をかけての自分の成長の証のような気がして嬉しくもあります。 あまりにも大作すぎるので、再び一から読む気にはとてもなれそうにありませんが、ドルチニアーノという異端一派の歴史を記した部分が特に面白かったです。Rai Radio 3のラジオドラマ(La Storia in Giallo, Fra Dolcino)でも扱われていて、これも面白かったです。 Ho terminato di leggere questo settembre “Il nome della rosa” di Umberto Eco, IN ITALIANO! L’ho iniziato lo scorso settembre, quindi ci ho messo esattamente [...]
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