Il Gioco dell’Angelo 読了

【タイトル】Il gioco dell’angelo
【著者】Carlos Ruiz Zafon
【出版社】Mondadori
【ページ数】652
【日本語版】天使のゲーム 木村裕美訳(集英社)

カルロス・ルイス・サフォンの「忘れられた本の墓場」シリーズの第2作目、日本語では「天使のゲーム」という書名で出ています。

第1作目の「風の影」は1940年代の話で、今回の「天使のゲーム」は1930年代あたりの話なので、こちらの方が古い時代を扱っています。

読むのは今回2回目。1回目は後半になるにつれて混乱してしまい、文字を目で追うのが精一杯でしたが、今回は後半になるにつれて先が気になりページをめくる手がとまりませんでした。伏線や作者の意図を前回より理解できたように思います。

物語の主人公はDavid Martinという作家。幼い時に母親は家を出、父親は目の前で人違いで殺されるという悲劇にみまわれ、ひそかに思いを寄せていた女性は、町の名士であり、Davidの庇護者かつ親友でもある男と結婚してしまうという天涯孤独な男性。ある日彼は、Andrea Corelliという謎の編集者から執筆依頼を受けるけど、その依頼を受けて以降、身の回りで不可思議な出来事が次々おこる。「忘れられた本の墓場」で手にした「Lux Anterna」という本もどうやら同じくCorelliの依頼によって書かれたらしく、この本を執筆したDiego Marlascaは不可解な死を遂げている。Marlascaの身に何があったのか?Corelliとは一体何者なのか?その他にも盛りだくさんな内容であらすじを簡単にまとめるのは難しい。これは夢なの?現実なの?という場面も後半になるにつれて増えてきて、頭の中を混乱させながらも楽しく読みました。Corelliが何者なのかは、結局よくわからず。物語の中でホントに明らかにされていないのか、私が読み落としているのか、それともこれから先の2作で徐々に明らかになるのか?どうでしょうか。

落涙ポイントが二つありました。一つ目は、Martinがはじめて書き上げた小説を、近所のこどもにお駄賃をあげて、幼少期に別れた母親に持って行かせるところ。母親は一見しただけでゴミ箱に捨ててしまう。それを隠れてじーっと見ているMartin。ベタだけど、そりゃないよ~って落涙しちゃいました。

2つ目はMartinの家で作家見習い兼お手伝いをしていたIsabellaとの別れのシーン。二人の間には、多くを語らずとも友情以上の強い絆があったんだなぁと感じる場面でした。Martinはバルセロナを離れる前に、「忘れられた本の墓場」にIsabellaを連れて行きます。最後の最後は、コレラで死んでしまったIsabellaが生前残した手紙をMartinが読むのけれど、その手紙に、息子が生まれ、Danielと名付けたと書いてあります。第1作目の主人公がそのDaniel少年。第1作目は父親が母親との思い出の場所にと言ってDaniel少年を「忘れられた本の墓場」に連れていくシーンではじまってたので、こうして第2作目は出版年としては後に出ているけど、時系列的にはその後の話である第1作目への橋渡しをしていました。

Ho terminato di leggere “Il gioco dell’angelo”, il secondo romanzo della serie “Cimitero dei Libri Dimenticati” di Carlos Ruiz Zafon. E’ uscito anche in Giappone questa estate.

Il primo romanzo “L’ombra del vento” parlava degli anni 40 mentre “il gioco dell’angelo” è una storia degli anni 30.

E’ stata la mia seconda lettura. La prima volta, non ho potuto seguire bene la trama, era troppo complicata. Questa volta posso dire che ho capito meglio. Mi sono accorta di alcuni indizi che l’autore aveva seminato nella storia e a cui non ho fatto caso durante la prima lettura.

Il protagonista è uno scrittore, David Martin. Sua madre è andata via da casa quando ancora Martin era ragazzino. Ha perso suo padre assassinato davanti ai suoi occhi. Amava di nascosto una bellissima ragazza, la quale si sposò con il suo mentore e migliore amico. Martin quindi trascorreva una vita amareggiata. Un giorno ricevette una richiesta di lavoro da un misterioso editore Andrea Corelli, per scrivere una “religione”. Dopo aver accettato la sua richiesta, intorno a Martin succedono una dopo l’altra cose strane. Si accorge che anche “Lux Anterna”, un libro preso nel Cimitero dei libri dimenticati è stato scritto su richiesta di Corelli e il cui l’autore, Diego Marlasca, è morto misteriosamente. Cos’è successo a Marlasca? Chi è Andrea Corelli? Non è facile scrivere la trama di un libro così pieno di avventure.

A volte le scene sembrano che raccontino dei sonni. Sebbene ci siano delle scene ambigue, l’ho letto con molto entusiasmo. Pero’ non ho capito chi era Corelli e il suo scopo. Non so se ho perso la descrizione o l’autore ha intenzione di raccontarlo nel terzo o quarto libro.

C’erano due scene toccanti. La prima è la scena in cui Martin affida il suo primo romanzo ad un bambino chiedendo di consegnarlo a sua madre. Martin osserva la reazione della madre, nascosto. Ma la madre lo getta nel cestino dopo aver dato solo un’occhiata. La seconda è l’ultimo incontro tra Martin e Isabella, aspirante scrittrice che si occupava del ruolo di domestica. Ho visto forte legame tra i due anche se non lo dicono con le parole. Prima di lasciare la città maledetta, chiamata cosi nel romanzo, Barcellona, Martin porta Isabella al Cimitero dei libri dimenticati. Poi, all’ultimo Martin riceve una lettera lasciata da Isabella, scritta prima della sua morte e che gli informa che Isabella ha avuto un figlio, Daniel, con il libraio di “Sempere & Figli”. L’ombra del vento, inizia con la scena in cui il padre Sempere porta suo figlio al Cimitero dei libri dimenticati, così, il secondo romanzo passa il testimone al primo romanzo. La struttura è veramente ben curata.

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2 thoughts on “Il Gioco dell’Angelo 読了

  1. tiemme78さん、はじめまして。次から次へと本当にいろいろなイタリア語の本を読まれていますね。わたしも日本でイタリア語を勉強していた頃は、アマゾンでいろいろ注文して、必死で読み続けていたのに、最近はイタリアでの暮らしに慣れて、すっかり読書のペースが落ちています。いろいろな外国語を勉強しようと、読書を続け、さらに、覚え書きも残されているのが、すばらしいと思いました。イタリアに来てからは、買う本がついつい社会問題を扱ったものになりがちなのですが、そうすると、内容が重たいので結局積読になってしまい、今はだいぶ前から読み始めた聖フランチェスコの自伝をようやく読み終えようとしているところです。薔薇の名前も、以前に読みかけて、フランス語の多い前書きで挫折したままで、お恥ずかしい限りです。自伝が終わったら、今度は、フランス語も勉強し始めたことだし、わたしも再挑戦してみる気になりました。モンタルバーノは、夫がテレビシリーズが好きで、よく一緒に見ています。シチリア語訛りが出ていると聞いていたので、本は読んだことがなかったのですが、きっと会話の中でのことでしょうね。夫の本があるので、これもいつか読む気になりました。Fabio Voloの本は書店でよく見かけたのですが、記事を拝見して、これもぜひ読んでみたいと思うようになりました。昔から本を読むのが好きだったのに、最近は読書から遠ざかっていて、イタリア語も読む量が減ったなと、貴ブログのおかげで、自分を振り返ることができました。1年1000時間の外国語の勉強、かつて英語でヒアリングマラソンの勉強をしたときを思い出します。フランス語の勉強、1日1時間が難しいわたしですが、せめてそれだけでも確保できるように頑張りたいと思います。

    イタリア語の音読は、文の構成や節の区切りなど、理詰めで考えることも必要ですが、それよりたぶん、今tiemme78さんが必要とされているのは、いろんなタイプの朗読、音読(要するに読み上げた音声)ややや公的な場面で話されるかちっとしたイタリア語を数多く聞かれて、文章を読み上げる、あるいはか改まった場でイタリア語で話すときの、リズムやイントネーションをご自分の中に蓄えていくことだと思います。文の構成や区切りは、書き言葉を読むときや訳すときにすでに考えられているはずで、音読の際につまずくのは、ご自分の中に、まだイタリア語ではどういうリズムで読んでいくかという指標がないからだと思います。繰り返し聞くこと(シャドウイングもOK)で、そのリズムが体得できれば、あとは、意味を理解できる文章であれば、ちゃんとしたリズムで読めるようになるはずです。目指すところは違いますし、勉強法も違いますが、お互いに頑張りましょう。

    • Naokoさん、コメントそしてイタリア語音読に関するアドバイスありがとうございます。

      イタリア語の音読、先週の日曜日以来やっていなかったので「ハッ」と思いました。また今日からがんばります。シャドーイングも時々Rai Radio 3の音源を聞きながらやっているのですが、この素材で行うのは自分にはまだ難しいように思えて、やったりやらなかったりです。自分のレベルに合う音源がないのが難点です。やっぱり難しすぎる音源でやるのは意味がないですよね?

      モンタルバーノシリーズはセリフだけでなく、地の文も方言が満載です。でも文法がイタリア語と大きく違うわけではないので(動詞の活用形が違ったりはありますが)、文脈からだいたい判断できます。最近は、このシリーズを続けて読んでいることもあってシチリア方言の単語にもだいぶ慣れて、考えなくても意味が入ってくるようになりました。もしお読みになるのでしたら、”Il cane di terracotta”をオススメしたいです。ドラマは時間の制約があって小説をだいぶ端折っていますので、原作本のほうが1.5倍くらい面白いと私は感じます。

      Fabio Voloの本は、文学的な本ではないけれど、日本で売っているイタリア語の教科書では目にすることがないような表現が多く、その意味ではたいへん有益な本でした。イタリアのリアルな日常の会話表現を味わえるという意味で。ただし、ストーリーはというと、何冊も読むと、変わり映えのしないどれも同じような話に思えてしまって最近私の中での評価は下がってしまっています。

      1000時間の勉強は現在の累計が750時間ですので、1年で1000時間は現実的に見て不可能になってしまいましたが、学習仲間と時間設定することで勉強が習慣になり良かったと思います。ただ私には1000時間はちょっと無謀な数字でした。一時期累計時間をかせぐことが目的化してしまい、休息の時間や趣味の時間もないがしろにしてしまっていたので、来年は500時間くらいに設定しようと思っています。

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