Agostino 全10話聴きました

Podcastで聴いていたアルベルト・モラヴィアのアゴスティーノ、全10話で金曜日に終了しました。久しぶりにそんなに困難なく聞ける作品でした。

主人公の13歳の少年アゴスティーノ、小説のはじまりは美しい未亡人である母親をお守りするナイトのように大人ぶっていたのに、その母親が若い男性と頻繁に出歩くようになると、途端に自分が惨めで、子どもじみた存在だと感じてしまう。土地の悪ガキたちと知り合うも、お坊ちゃん育ちのアゴスティーノはタバコも吸ったことないし、川で泳ぐのもヘタだしバカにされっぱなし。その悪ガキの一人から、娼館の存在を聞き、大人になるために女を買いに行く(13歳の男の子が!)。手ほどきを悪ガキに教えてもらって彼と一緒に館に行くも、結局、「子どもはこんなとこにいちゃだめよ、早く家に帰って寝んねしな!」って追い出されちゃう。女に払うお金を悪ガキの分まで、母親に嘘をついて工面したのに。お金は悪ガキにだまされてとられちゃって。青春のほろ苦さをヒリヒリ感じる作品。

イタリア語の面で気がついたこと。トスカーナ地方で口語でよく使われると聞いていた ”si” を使いながら意味上の主語はnoiになる表現が頻繁にでてきた。仲間同士で「海に行こう Si va al mare.」 とか、母親が息子に「これから夕飯を食べに行こう Si va a cenare.」など。

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映画化もされているみたい。

Lo scorso venerdì, è stata l’ultima puntata di “Agostino” di Alberto Moravia, il programma radiofonico di Rai Radio 3 che ho ascoltato con  il podcast.

Il protagonista tredicenne di nome Agostino, all’inizio della storia, si comportava come il cavaliere della sua giovane madre, vedova. Tuttavia dopo che la madre ha cominciato a frequentare un giovane, si sentiva immaturo e triste. Anche Agostino comincia a frequentare i ragazzi, anzi teppisti del posto, ma lo prendono in giro perché solo lui, che e’ stato troppo viziato dalla madre, non ha mai fumato e non sa nuotare bene. Così Agostino, anche stando con gli amici, si sente inferiore. Uno della banda, un giorno gli accenna dell’esistenza della casa d’appuntamenti in città, Agostino decide di andarci addirittura per fare un’esperienza d’adulto. Non sa né come fare, né quanto costa, chiede di essere accompagnato da un amico pagando anche per lui. Però  appena arriva alla casa, le donne cacciano via Agostino facendo entrare solo il suo amico. Gli dicono con disprezzo “Tu sei troppo giovane. Vai a casa e vai al letto.” Agostino dicendo bugie ha raccolto il denaro anche per il suo amico, che lo ha tradito rubando i soldi. Fino alla fine la sua sensibilità adolescente dominava tutto il romanzo.

Agostino di Alberto Moravia

ポッドキャストで定期的に聴いていた文学作品朗読番組”Ad alta voce”。最近は「聴きながし」してしまうことが多かったのですが、先週からはじまったアルベルト・モラヴィアのアゴスティーノは、久しぶりに真剣に聴いています。

話としてはサガンの「悲しみよこんにちは」とか三島由紀夫の「午後の曳航」っぽい感じ。主人公は13歳のアゴスティーノ。美しい母親と一緒に海辺のリゾートに来ている。彼は、美しい母親とともに海辺をあるき、その母親が男たちから羨望のまなざしを浴びているのを自慢に感じている。しかし、若い男と母親が関係を持つようになってから少しずつ気持ちがざわつきはじめる。また地元の労働者階級のこどもたちのグループに入りたくて、タバコを無理に吸ってみたりしている。きっと、この主人公の少年から大人になる通過儀礼を描いた作品なのだろう。

朗読は女優のアルバ・ロルヴァケルで、主人公のナイーブな性格をうまく表現している。と思えば、地元の悪ガキグループのセリフではすごんでみたり、女優ってホントにすごい。

番組のリンクはこちらです→

Ho fatto abbonamento al podcast di “Ad alta voce” da un paio di anni. Ultimamente ascoltavo con poca attenzione e non seguivo bene neanche la trama. Ma il programma iniziato dalla settimana scorsa, Agostino di Alberto Moravia, lo sto ascoltando con tanta curiosità.

Trovo similarità nella trama con “Buongiorno tristezza” di Francoise Sagan o “Il sapore della gloria” di Yukio Mishima. Il protagonista, Agostino, tredicenne, trascorre le vacanze estive con sua madre, bellissima e affascinate, in una località di mare. Si sente orgoglioso quando cammina con lei vedendo gli sguardi degli uomini. Ma un giorno la madre vedova comincia ad uscire con un giovane il che gli lascia una brutta impressione. In tanto anche lui comincia a frequentare i ragazzi della classe operaia.

Immagino che nel romanzo Agostino fa molte esperienze sia sentimentali che di vita. Forse questa è una storia di iniziazione.  A leggere il romanzo è Alba Rohrwacher. E’ bravissima perché riesce a trasmettere la sensibilità di un ragazzo adolescente.  Mentre quando legge le battute di ragazzi della classe operaia cambia completamente il tono a volte minaccioso e a volte brusco.

Sono impaziente di sentire la prossima puntata.

イタリアの食にまつわるあれこれ

Obiettivo Professionaleを読んでいて、イタリア人コラムニスト、ベッペ・セベルニーニさんの、イタリアの食にまつわる文章の引用がありました。

L’alimentazione italiana è regolata da norme che noi diamo per scontate, e non lo sono […]. Prendete il cappuccino: dopo le dieci del mattino è immorale (forse anche illegale). Al pomeriggio è insolito, ma se fa freddo è accettabile; dopo pranzo, invece, è da Americani. La pizza a mezzogiorno è roba da studenti. Il risotto con la carne è perfetto; la pasta con la carne, imbarazzante (ma va bene se è dentro il sugo) […]. Il parmiggiano sulle vongole è blasfemo […]. I fiaschi di vino sono da turisti […]. Infine l’aglio: come l’eleganza, dev’esserci ma non si deve notare. Le bruschette che offrono in alcuni ristoranti italiani all’estero, in Italia potrebbero alla scomunica.

adatto da “La testa degli Italiani” di Beppe Severgnini

世界中で食されているイタリア料理だけど、しかるべき決まり事が色々あるようです。例えば、

・カップチーノは朝10時以降には飲まない。食後に飲むのはアメリカ人のスタイル。
・ピザをお昼に食べるのは学生のすること
・肉料理にリゾットはいいが、パスタを合わせるのはおかしい。ただしラグーだったらOK。
・パルメザンチーズをアサリにかけるのもNG
・フィアスコは観光客が飲むもの
・ニンニクは料理に入っているべきだけど、入っていることを気づかない程度の控えめに
・イタリア国外のレストランで出されるブルスケッタはひどいものだ

私も実際にイタリア人から、食後のカップチーノ、ボンゴレにパルメザンチーズかけ、ニンニク入れ過ぎを指摘されましたっけ。逆に、私がイタリアの友人の日本の食に対する行動で我慢できないのは、お茶に牛乳と砂糖を入れることです。

In effetti, mi è capitato che dei miei amici italiani mi abbiano criticato per aver preso il cappuccino dopo il pranzo, per aver messo il parmigiano sulle vongole e troppo aglio per condimenti. Invece io non sopporto di vedere una mia amica mettere latte e zucchero nel té verde. Potrei chiamare “blasfemo” questo comportamento.

シャドーイングを録音してみて

今日はシャドーイングしている自分のイタリア語を録音してみました。色々発見がありました。

まず全体的にすっごい自信なさそうに話していました。お腹から声が出てなくて、口先だけでモジョモジョしてる感じ。抑揚など一切なくて、着いて行くのに精一杯。次へ次へと急ごうとして、母音を抜かして子音部分だけ発音してるところもあったり。

その他の気になった点を分類してみると、

(1)語尾があいまいな単語
-signoreなのかsignoriなのかsignoraなのか。女性と話している設定ならsignoraと、男性とならsignoreとパッと出るようにしなくちゃ。
-alcune informazioniが、名詞のinformazioniにひっぱられて、alcuniと言ってしまう。

(2)複合過去の場合の過去分詞の語尾を直接目的語の性数に合わせていない。
-Le ho preparate io
(3)変則的な冠詞
-L’uscita è la numero 45.  (搭乗口は45番です)
numeroにひっぱられて、laと言えない。

(4)子音の連続
-Ho sentito che ci sono stati ritardi. (遅れていると聞いたんだけど)
sとtの子音の連続が口が回らない

-il riscaldamentoやil registroなど、il-r…もまた難し。

(5)母音の連続もまた難し。
una riunione

(6)もともと苦手にしている単語
-地方regioneという単語は、普段書く時にもragioneとreligioneとごっちゃになっていた単語だけに、シャドーイングしていても迷いが出てしまう(ragioneと書くべき時はきちんと書けるのに、「地方」と書きたいときになぜかいつも「アレ、どっちだっけ?」となってしまいます)。

(7)馴染みのない言い回しはやっぱりすぐ置いて行かれてしまう。
-Vuole qualcuno per aiutarLa con i bagagli? (お荷物を運ぶのを手伝わせましょうか?)など。これなど、文字で見ればなんてことない文章なんだけど・・・。

最近のイタリア語の勉強など

4月も終わろうとしているのに、今年やっと2回目の更新です。このところイタリア語の勉強、あんまり時間を割けていないですが、細々と続けています。

最近は、Obiettivo Professioneというイタリアで作られたテキストとCDを使っての勉強がメインで、とくに音読、ディクテーション、シャドーイング、筆写をやっています。

やり方は、試行錯誤中ですが、こんな感じ。
全部で23トラックあるCDを28課(だいたい1課が1分になるように)にわけて、

1巡目:音声を聴き、内容確認。音読3回、筆写3回。
2巡目:音読5回→筆写
3巡目:音読5回→ディクテーション→筆写
4巡目:シャドーイング5回→筆写

いま4巡目を終えたところです。
その際、気になった点をノートに記録していきます。うまく口が回らなかったところ、ディクテーションで何度も聞き返さないと書けなかったところ、等々。

イタリア語での読書は、自宅ではオリアーナ・ファッラーチの”Un uomo”を、通勤中は宮部みゆきの「火車」のイタリア語版”Il Passato di Shoko”を少しずつ。

“Un uomo”は以前なんとか読了した”Il nome della rosa”と内容は全然違うのですが、私にとっては同じくらい手強い作品です。今年中に読み終えるかどうか。ギリシアの独裁政権への抵抗運動を行ったアレクサンドロス・パナグリスという活動家について、彼と恋人関係でもあったオリアーナ・ファッラーチ(こちらはイタリア人の女性ジャーナリスト)が綴った本です。あれした、これした、こんなことが起こったという部分はスラスラ読めますが、パナグリスの思想について語っている場面を理解するのはホント大変。

“Il Passato di Shoko”は、日本を舞台にした小説なので、ずっと読みやすいです。背景もすぐ頭に入ってきます。

加えて、NHKのラジオ講座応用編もテキストを買って4月分はちゃんと聴きました。

最近のイタリア語

1年間で1000時間の語学学習の目標を掲げて3ヶ月ちょっとが過ぎました。現時点で193時間で予定よりだいぶ遅れをとっていますが、でも目標を掲げたことで勉強を習慣化することはできているように思います。

英語とフランス語はあまりやっていないので、最近のイタリア語の勉強のことなど。

読書は、I Cigni Selvatici(ワイルド・スワンのイタリア語版)が今386ページ目(全662ページ)で文化大革命がはじまりました。そして同時にアンドレア・カミッレーリのモンタルバーノシリーズの第2作目Il cane di terracottaを読み始めています。モンタルバーノのほうが面白くなってしまって、最近はワイルドスワンが脇に追いやられがち。モンタルバーノは130ページ目(全382ページ)で、まだまだ事件の序盤で今後の展開がまったく読めません。

その他、NHKラジオ講座の昔のテキスト「ビジネス イタリア語会話」(鈴木マリア・アルフォンサ先生)をお供に、音読をかーなーり真剣にやっています。耳慣れない、言い慣れていない表現は別のノートに書き出し、辞書にある表現を書き足したりしてこちらの暗記にもつとめています。

また、イタリア語の音声を聴いてテキストを見ずにオウム返しをする練習もやっています(シャドーイングではなく)。イタリア語の音声で意味のまとまりが切れるところで止めて、繰り返す練習です。テキストの難易度にもよると思うけれど、今使っているものでは4語以上になるとお手上げです。繰り返している時に、頭の中で文の要素を分析しているのを感じます。 目からは文字情報が入ってこないので、この練習は耳だけが頼り。実際、話す時も目から文字情報は得られないわけだから、この練習って理にかなっているかも、と感じています。

このままのペースだと1年で1000時間は私は厳しそうですが、毎日1分でも1秒でもの気持ちでこれからも頑張ります。

語学学習1000時間

語学仲間のチャレンジに触発されて、私も今年、語学学習1000時間を目標に設定しました。伊・仏・英の3カ国語でチャレンジします。昨日時点でトータル58時間。やっぱりイタリア語が好きなので、そのうちの49時間がイタリア語です。ホントは英語を一番頑張らなきゃいけないんだけど。

■イタリア語
今月は、まず「Il Palio delle Contrade Morte」という小説を読みました。現在は「Cigni Selvatici」(「ワイルド・スワン」のイタリア語版)を読んでいます。その他、イタリア語の記事の精読をし、読みやすい日本語に訳す練習を続けています。訳す作業を通じて、自分の理解のあやふやなところや、ただ感覚にのみ頼って文脈を捉えているという反省点が見えてきます。この作業は時間がかかるので、「今日はこれだけ勉強した!」という達成感に乏しいですが、続けていこうと思います。ラジオや映画を見てのディクテーションもやっています。

■フランス語
NHKラジオ講座の応用編をテキストとCDを購入してやっています。音読を繰り返してやって、自分の声も何度か録音しています。Take1は、かなり笑える出来です。10回音読後、Take2を録音してみたら自分の成長ぶりをかなり実感できました。

■英語
「とっさに頼れるオフィスのスマート英語」というテキストを1回終了しました。あとは全部暗記できれば。英語の勉強は高校卒業以来で、文法もあやふや。文法から見直す必要ありかも。